聖マリアンナ医科大学 神経精神科学教室
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大学病院での教育研修 features

1.教授回診・アドミッションカンファレンス

毎週月・金の午後に行われています。担当医が新入院患者の症例提示を行い、了承を得られた患者には病棟カンファレンスルームに来ていただき教授との面接を行います。専攻医は、教授面接に陪席しながら、診断だけでなく患者の背景を深く理解することができます。そして、患者退席後に展開される臨床的問題や治療計画に関するディスカッションに参画し、臨床実践力を身につけていきます。

教授回診・アドミッションカンファレンス

2.クルト・シュナイダー「臨床精神病理学」輪読会

毎週金の朝(半期)行われています。毎回、古茶大樹主任教授よりシュナイダーの文章をベースに、教授の臨床経験や現代精神医学との関係に触れながら、解説がなされる形で進められています。専攻医にとって、精神病理学を学ぶ貴重な機会となっています。

クルト・シュナイダー「臨床精神病理学」輪読会

3.Research Journal Club & Work in Progress (研究)

毎月1回(通年)、火曜の夕方に行われています。当教室所属の大学院生を対象に、臨床研究の計画、実施、解析に必要な知識と研究倫理の基本の習得を目的としたセミナーと、英語原著論文の抄読会を開催しています。『臨床論文を批判的吟味するためのMethod: Journal clubをやってみよう』(安田英人/著)をテキストとして、中川敦夫教授の指導のもと臨床疫学や臨床研究方法論の基本を皆で学びながら、各自の学位研究のブラッシュアップのためのディスカッションをしています。

Research Journal Club & Work in Progress (研究)

4.神奈川県精神科専攻医合同勉強会

毎月1回(通年)、火曜の夕方に行われています。合同勉強会は、精神科専攻医が診療する際にココだけは押さえておきたいポイント(精神科臨床で核となる基本事項)を学ぶことを主眼に、北里大学精神科学主任教授の稲田健先生が主宰し、神奈川県内の精神科専門医研修機関(北里大学・聖マリアンナ医科大学・横浜市立大学・東海大学・昭和大学横浜北部病院・神奈川県立精神医療センター・済生会横浜市東部病院など)の精神科各専門領域のエキスパートが講師を務めるオンライン研修プログラムです。当教室は、「精神医学における疾患」「認知行動療法をはじめとする精神療法」「症例報告から専門医試験へ」の講義を担当しています。